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第10回同志社 英語プレゼンテーション大会 -立石杯- を開催しました(2024年9月15日)

2024年9月17日

9月15日(日)、寒梅館ハーディーホールにおいて、「第10回 同志社英語プレゼンテーション大会 -立石杯-」を開催しました。

同志社法人内小学校・中学校・高等学校では、学校法人同志社社友であった故立石信雄氏からの寄付金(立石ファンド)により、英語能力の向上を図るとともに国際感覚豊かで国際社会に貢献できる児童・生徒の育成を目的として、各種プログラムを実施しています。その国際主義教育の一環として、すでに英語暗唱・スピーチ大会を過去13回実施していますが、それに加え、プレゼンテーションを通じて、自分たちの考えを「英語」を使って他者の前で発表することにより、英語のコミュニケーション能力の向上を目指すという意図のもと、本大会が企画されています。

本年度は、各学校における学内選考を経て、小学生の部4チーム、中学生の部5チーム、高校生の部9チームが出場しました。

どのチームも、プレゼンテーションソフトを使って英語でのグループ発表という難しい課題に対して努力して技術を磨き、白熱した素晴らしい発表がなされました。

表彰後、審査委員長である山辺省太大学文学部教授からの講評では「どのグループの発表も、AIや環境問題、教育問題などのグローバルな点に着目していて、中学生、高校生がこうした事に関心をもって発表している事は大変素晴らしいと感じました。高得点のグループは、審査されることを意識しすぎず、審査する側が自然と議論に引き込まれる感覚があり、そうした発表が良いプレゼンテーションだと言えます。日々学生と授業をしていてプレゼンテーションについて思うことがあります。プレゼンテーションはいかに上手に話すかではなく、自分の意見や主義主張を持っていて、それをどのように表現するかが大事です。また、グローバルな話をする時には、日本と海外を比較していくことも必要で、日本の長所や短所にも着目していってほしいです。」と話されました。

なお、小学生についてはすべてのグループに奨励賞が授与されました。

発表の様子

小学生の部
中学生の部
高校生の部
小学生の部 発表者
中学生の部・高校生の部 発表者
中学生の部 最優秀賞グループ
(同志社国際中学校)
高校生の部 最優秀賞グループ
(同志社国際高等学校)

当日の表彰結果は、下記の通りです。

高校生の部

最優秀賞(立石杯授与)
同志社国際高等学校 2年 竹田津 昊/谷政 亜実/張 越野
  Our Responsibility of Keeping Artificial Intelligence in Check
D部門優秀賞
同志社女子高等学校 1年 福田 香帆/岡本 桜実/宮本 留加
  Imagination × Creation
I部門優秀賞
同志社国際学院国際部  10年 Jia Navarrete/11年 Maia Cook/11年 Solana Rao
  How Can We Create a Sustainable Educational Environment  for Children All Over the World ?

中学生の部

最優秀賞(立石杯授与)
同志社国際中学校 2年 増永 想乃/向井 優奈/ヴィーンコスキ 芽彩
  Adapting to Change
D部門優秀賞
同志社中学校 3年 太田 杏/小谷 幸広/山中 穂
  Coexistence with AI and Its Current Location
I部門優秀賞
同志社国際中学校 1年 小原 彩実/松尾 咲良/村上 穂乃歌
  Adapting to Change

審査委員 (★:審査委員長)  


★ 山辺 省太 (同志社大学文学部教授)

  David Perrie MCCURRACH (同志社大学グローバル地域文化学部准教授)

  Timothy L.MEDLOCK  (同志社女子大学表象文化学部准教授)